出雲市内資金循環促進ワーキンググループの令和3年度第1回会合が、本日(2021/05/20)出雲商工会議所にて開催されましたので、オブザーバー参加させていただきました。

出雲市地域循環促進ワーキンググループ 令和3年度 第1回会合

この事業は、「出雲市中小・小規模企業振興モデル事業(令和2年度分)」に採択されたもので、出雲商工会議所商業部会メンバーを中心とした有志が構成メンバーとなって進められています。

WG名

出雲市内資金循環促進ワーキンググループ((株)田中種苗 代表取締役 田中 充 他7名)
事業名
「持続的な出雲市内における資金循環型経済圏域創造事業」
実施事業概要
市外への資金流出を防ぐための地元小売店で買い物が完結できる仕組づくりを検討し、出雲市内での持続的な資金循環型経済圏域の創造に向けた取組を行う。

出雲市中小・小規模企業振興モデル事業の令和3年度分の案内ページはこちら→https://www.city.izumo.shimane.jp/www/contents/1587539757577/index.html
また、本サイトの別記事でも事業の流れを説明していますので、併せてご覧ください

活発な意見交換が行われました

この日は、本年度の取り組み詳細を詰めるべく、アドバイザーを務められている檜谷邦茂氏(元島根県中山間地域研究センターの主任研究員)に参画していただき、意見交換が行われました。

檜谷氏の「地元にお金が残るには?」という書き出しから、様々な意見が飛び交い、今年度の目標としている地域経済を活発化させる資金循環を目指した商業活動としての実証実験へとアイディが広がりました。

今後は、NPO法人 21世紀出雲産業支援センターや、地元金融機関の協力を得ながら事業を進めていくとの事でした。

地域経済を活性化させるため、地域に落ちたお金を地域で回していく事は、地場産業の基盤が脆弱な地方では死活問題となります。そこに真正面から取り組んでいる、当ワーキンググループには大いに期待を寄せている一人です。

大きな成果を目指すのではなく、小さくとも活力のある事例を示していただけるよう、引き続き注視したいと考えています。