出雲市地場中小企業・小規模企業振興基本条例から中小・小規模企業振興計画推進事業へ
出雲市は、平成29年3月、市内中小・小規模企業の振興を目的とした「出雲市地場中小企業・小規模企業振興基本条例」を制定しました。この条例は出雲市議会の議員提案によりなされ、当時の環境経済委員会を中心に経済界の意見を伺いながらとりまとめが行われました。
この条例に基づいて、平成29年7月に商工支援団体、金融機関、市内中小・小規模事業者等により構成される「出雲市地場中小企業・小規模企業振興会議」が立ち上がり、市内中小・小規模企業の持続的な振興に関する意見交換を精力的に行い、平成30年3月に「出雲市中小企業・小規模企業振興計画」が策定されました。
この計画に基づいて実施された事業として、市内中小・小規模企業実態調査が行われ報告書が取りまとめられると友に、令和元年度からは、応募型の「中小・小規模企業振興計画推進事業」が予算化され6事業が採択実施されています。
参考
中小・小規模企業振興計画推進事業
令和元年度から2年目、6事業が採択されています
- 出雲市中小企業・小規模企業振興計画に基づき、市内中小・小規模企業、商工支援団体、関係機関等によるワーキンググループを募集し、市内中小・小規模企業の維持・発展等に向けた、市内事業者の自主 的な取組を支援する。
- 出雲市地場中小企業・小規模企業振興会議を開催し、中小・小規模企業支援施策に関する意見交換やワーキンググループが実施する事業の効果検証等を行う。
- 市内中小・小規模企業実態調査の結果に基づき、本市における小規模事業者の業務効率化や販路拡大等を支援することで、経営力の向上につなげる。
2021年度当初予算 事業別予算説明書より事業目的の抜粋
中小・小規模企業振興計画推進事業の枠組み