島根半島・宍道湖中海(国引き)ジオパークは、平成29(2017)年12月に日本ジオパークに認定されました。この活動を支えていらっしゃるのが、島根半島・宍道湖中海(国引き)ジオパーク推進協議会です。

島根半島・宍道湖中海(国引き)ジオパーク推進協議会ウェブサイト

湯浅啓史は、過去に議会の視察で「糸魚川ジオパーク(世界ジオパーク)」(新潟県)「白山手取川ジオパーク(日本ジオパーク)」(石川県)を訪れ視察研修を経験しています。
この経験で得られたものは、「ジオパークは単に観光の呼び水として捉えるのではなく、地域の活力を支える活動である」というとらえ方です。

ジオパーク内のジオサイトを訪ね歩くと、土地の成り立ちとその歴史を知ることが、地域に住む人にとって大変重要なことであると気づかされます。そして、その気づきは地域を支えようという活力の原動力となると感じています。特に若い世代には教育の一環として浸透させる必要があると感じています。

出雲市議会議員 湯浅啓史は、出雲市議会が新体制になった2019年度当初に、市議会議員もジオパークを知り、応援する必要があると感じ、出雲市議会内の市政調査研究会「ジオパーク推進協議会」の発起人の一人となり、発足した協議会での活動を推し進めています。

 

出雲市議会 市政調査研究会「ジオパーク推進協議会」の活動

名 称
ジオパーク推進協議会
目 的
島根半島・宍道湖中海ジオパーク」の現状把握と活用、情報発信のあり方に関する調査研究
具体的内容
  1. 「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」が認定された理由と、その意義に対する理解
  2. 「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」を構成するジオサイトの把握
  3. 島根半島・宍道湖中海(国引き)ジオパーク推進協議会および市の取り組み状況の把握
  4. ジオパーク活用方法の研究
  5. 情報発信のあり方の研究
  6. 他ジオパークの調査・研究
  7. その他必要な項目

2019年~の主な活動内容

  • ■200年10月29日(木)
     市内ジオサイトの現地視察
     鷺浦(北前船の係船杭、伊奈西波岐神社、北前船の船宿の家並み)/猪の目洞窟/小津の塩の権現/小伊津海岸の洗濯岩/佐香の立石神社

    佐香の立石神社

  • ■2020年8月20日(木)
     「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」についての講演会と全国大会の進捗について
     (1)講演:「国引きの大地!島根半島・宍道湖中海ジオパーク (出雲国風土記の自然と歴史に出会う大地)の概要と今後の展開」
     講師:小林 祥泰 氏  島根半島・宍道湖中海(国引き)ジオパーク推進協議会 副会長(会長代行)/島根大学名誉教授(島根大学前学長)
     (2)日本ジオパーク全国大会島根半島・宍道湖中海大会の進捗状況等について

    小林 祥泰 氏 の講演

  • ■2020年3月13日(金)
     隠岐ユネスコ世界ジオパーク視察(11月)の報告について
     「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」VR動画の視聴及び活用方法について
     日本ジオパーク全国大会の概要について
  • ■2019年11月8日(金)-11月9日(土)
     現地視察
     隠岐ユネスコジオパークの魅力と活用術
     隠岐 銚子ダム/壇鏡の滝/福浦トンネル/福浦岸壁/奥津戸海岸/塩の浜/岸浜峠/他

    隠岐世界ジオパーク視察 壇鏡の滝

  • ■2019年10月24日(木)
     ジオサイトの現地視察とジオパーク推進協議会の取り組みについて
     島根半島・宍道湖中海ジオパークの現地視察(日御碕地区)
     島根半島・宍道湖中海(国引き)ジオパーク推進協議会の取り組み状況について

    日御碕のゲストハウスを見学

  • ■2019年8月8日(木)
     「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」についての講演会
     講演「島根半島の魅力・ジオパークから学ぶ持続可能な地域づくり」
     講師 島根大学 大学院教育学研究科教授 松本一郎 氏

    講師 松本一郎 氏