2019年度の3月議会で「国際交流を推進する取組みについて」という一般質問を行い、伊藤副市長から「特に将来を担う子どもたちが国際的視野を広め、多文化共生推進につながる相互理解を深めることができるものと」との回答を得ました。
質問の概要
質問
国際交流進め、文化、風習、社会構造などが異なる国々とのきずなを深めていくことは、地域社会にとって重要な課題だと考えます。 特に、将来を担う若者が積極的に海外へ出て実地体験することは、個人のレベルを超え、地域の将来像を変革する可能性を秘めているとさえ考えます。ぜひ積極的に取り組む必要があると考えますが、市の取り組みを伺います。
回答(伊藤副市長)
出雲市が人材を海外へ派遣する事業は、姉妹都市のアメリカ・サンタクララ市と友好姉妹都市のフィンランド・カラヨキ市へは毎年中学生・高校生を相互訪問という形で交流しています。サンタクララ市へは出雲国際交流協会と、カラヨキ市へは出雲フィンランド協会との共催事業により、それぞれ中学生10名、高校生2名の計12名を派遣しておりまして、ホームステイによる滞在期間中、学校訪問や、行政、企業、大学等で研修を行っています。
出雲市の事業以外では、島根県立大学出雲キャンパスが韓国へ、出雲高校がアメリカ・サンタクララ市と、シンガポールへ、出雲北陵高校がヨーロッパへの海外研修、また北陵中学校がオーストラリアへそれぞれ毎年、または数年置きに海外研修を行っていると伺っています。
派遣事業を継続することで、特に将来を担う子どもたちが国際的視野を広め、現在出雲市が進めている多文化共生推進につながる相互理解を深めることができるものと考えています。
- 出雲市の人口ビジョンについて(~10分45秒)
- 国際交流を推進する取り組みについて(10分45秒~22分53秒)
- デジタルファーストを実現する体制を問う(22分53秒~)
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