令和2年度10回目、11回目の補正予算可決/令和3年度当初と第1回補正予算可決
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策 第7弾実施へ!
令和2年度3月補正予算が市議会で可決されました。
この補正で令和2年度の補正は10回目分と11回目分となり、正に異例中の異例と言える補正回数となりました。また、令和3年度当初予算が併せて可決され、当初予算も早速第1回補正がされています。
これらは、国の第3次補正予算内示によるもので、地方創生臨時交付金が活用されます。
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策分としては、総額10億2千万あまりの対策費が追加されました。
主な事業案は次の通りです
- 就職活動PCR検査等費用助成(県外の学生などのUIターン就職促進)
- 出雲の観光イメージアップ事業費(出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」や観光案内にJAL職員配置)
- 出雲のお店応援プレミアム付商品券発行事業(市内中小企業等の売上回復支援)
- 出雲の観光応援クーポン券発行事業(市内宿泊者に対するクーポン券発行)
- 出雲のお宿応援キャンペーン事業(観光宿泊需要の回復)
- 中小企業等新規事業展開支援事業(売上確保のための新規事業展開に要する経費補助)
- 飲食店感染症予防支援事業(専門家による個別指導経費やPR経費等助成)
- 農林水産物販売活動支援事業(農林水産物の販売促進活動費の補助)
- ICT活用教育推進事業(指導者用デジタル教科書導入)
- 小・中学校管理費(小学校、中学校の感染症対策費用)
- 芸術文化元気はつらつ活動応援事業(50%以下に入場制限し予防対策を行う芸術文化公演に対する支援金)
次期可燃ゴミ処理施設整備費 113億9千万余りが計上される
令和2年度3月補正予算案(第10回補正分)には、環境経済委員会の所管であり、常に注視し経過をチェックしてきた、次期可燃ゴミ処理施設の本体建設費が計上され可決されました。
計画は平成29年度から進められ、アクセス道路工事費や土地造成工事費などは既に予算化され事業実施されています。今回はゴミ処理施設の建設工事と給水施設整備事業が実施予算が可決されました。
新型コロナウイルスワクチン接種事業 9億8千万が専決処分される
新型コロナウイルスワクチン接種事業は国からの補助金、負担金で実施される事業です。議会を経ずに市長が専決する方法で予算確保され実施に向けて準備が進められました。
予定では、令和3年3月から医療従事者等(消防職員を含む)、3月下旬から高齢者となっていますが、ワクチンの供給体制や接種の実施体制に応じて順次実施される予定です。
3月議会の予算審査は、当年度の補正予算案と新年度の当初予算が提出され、例年資料が多数ありますが、今回は5つの予算書があり特別です。専決処分された9回補正予算、令和2年度の補正第10回と第11回(追加分)、令和3年度当初、令和3年度第1回補正の5つです。目が回りそうですが、しっかりと審査しました。