出雲市議会国際交流促進議員連盟では、年1回をめどに議員派遣事業を行っています。
本年度は、平成27年(2015年)1月19日~21日の日程で、大韓民国 ソウル市、浦項(ポハン)市を訪問することとなり、私(湯浅)も派遣メンバーとして同行することとしました。
- 事業名
- 出雲市議会国際交流促進事業
- 視察期間
- 平成27年(2015)1月19日(月)~21日(水)
- 参加メンバー
- 当事業議会派遣メンバー
多々納 剛人議員(団長)/萬代 輝正議員/飯塚 俊之議員/板垣 成二議員/寺本 淳一議員/湯淺 啓史 - 同行メンバー
松村豪人議員/高橋英一出雲商工会議所副会頭/福間正純出雲商工会議所副会頭/林 不動出雲商工会議所常議員
事業概要
多々納剛人議員が団長となり、出雲市議会議員6名が韓国慶尚北道浦項市を訪問した。この訪問により、議会および民間における相互交流が復活し、今後の相互理解が進む事を目的とした。(同行者4名を含み、合計10名の訪問団となりました。)
出雲市と浦項市とは、これまで2009年から2012年まで両都市の市役所、市議会、商工会議所を中心に毎年交流活動をしてきたが、2013年以降は相互交流が中断しています。。
相互理解のため民間交流は必要であり、また、今年(2015年)が国交正常化50周年にあたる事からも、今回の訪問が契機となり相互交流が復活するが望まれています。
今回の訪問では、日韓関係を考慮し、現時点での自治体間、議会間での直接的な交流は困難であると考えるが、民間交流の推進は図られるべきとの観点から、現地での会談実現のため仲介の労を(社)浦項社会研究所の李所長にお願いしました。
李所長の呼びかけにより、浦項市議会、浦項商工会議所から関係者が集い会談が実現しました。
なお、今回の訪問には、民間交流促進の中心的役割を担っていただく方針から、出雲商工会議所 高橋英一副会頭以下3名が同行されました。
- 日時
- 平成27年(2015)1月19日(月)
- 交流内容
- 日韓関係の現状 → 詳細
- 場所
- 日本大使館
- 日時
- 平成27年(2015)1月20日(火)
- 交流内容
- 浦項市との相互交流について → 詳細
- 場所
- 浦項市POSTECH国際館
- 日時
- 平成27年(2015)1月20日および20日
- 交流内容
- POSCO他視察 → 詳細
- 場所
- POSCO、浦項運河他
ソウル市日本大使館訪問
- 日時
- 平成27年(2015)1月19日(月)
- 場所
- 大韓民国 日本大使館
- 説明
- 統括公使 金杉憲治氏・経済部 村田健太郎氏(一等書記官)
- 研修内容
-
日本大使館訪問を訪問し、金杉氏・村田氏の両氏より、韓国の現状・日韓関係の状況についてレクチャーを受けた。
この際、民間レベルや個人個人での対日感情は、必ずしも頑なではなく、また、両国の経済的なつながりは太く、相互協力は不可欠な状況であり、民間の相互交流は積極的に進めるべきであるとのアドバイスを受けた。
浦項市と出雲市との相互交流についての協議
- 日時
- 平成27年(2015)1月20日(火)
- 場所
- 浦項市POSTECH国際館
-
会議出席者
- 会議コーディネーター
- (社)浦項地域社会研究所 李所長
- 浦項市側
- 浦項市議会議員 李東杰(イ・ドンゴル)議会運営委員長 他 合計7名
浦項商工会議所 副会頭 他 合計3名 - 出雲市側
- 出雲市議会議員 多々納剛人議員 他 合計7名
出雲商工会議所 高橋英一副会頭 他 合計3名 - オブザーバー
- 北東アジア地域自治体連合(NEAR)事務局 統括官 松尾周一郎氏
会議の概要
- (社)浦項地域社会研究所 李所長がコーディネーターとなり意見交換が進む
- 双方の議会代表、商工会議所代表が交流の必要性に言及
- 観光分野の相互交流、特産品物産展の相互開催、芸術文化交流、スポーツ交流、議会交流などの可能性について意見交換
- (社)浦項地域社会研究所 李所長の提案により、各分野での交流についてシンポジウムを開催する事は可能かとの提案有り
会議の成果
- 具体的方法や時期は今後の調整とするものの、両市の発展のため、相互訪問や経済・文化・議会における交流を進めていくことを確認
- 今後相互連絡を円滑にするため、今回参加したメンバーの中から連絡窓口となる人員を選定することを確認
出雲市議会側代表1名(飯塚俊之議員)
浦項市側代表1名(パク・イン・ギュ議員)
出雲商工会議所側代表1名(事務局長)
浦項商工会議所側代表1名(事務局長)
(社)浦項地域社会研究所代表1名 李所長
POSCO他視察
- 日時
- 平成27年(2015)1月20日(火)および21火(水)
- 場所
- 浦項市内
- 視察内容