出雲市の公共施設についてその使用料金の見直しがなされ、平成26年度3月出雲市議会に提示されました。
各施設の使用料については、所轄の常任委員会にて条例の改正案が審査されていますが、全体の考え方についてまとめた資料の提供がありましたので、以下に要約して掲載します。
なお、全文PDFファイルをご覧いただくことも可能です。
公共施設使用料の見直しについて
公共施設使用料の見直しについての基本的な考え方
【出雲市行財政改革大綱】から
- 使用料・手数料については、受益に係る対価としての性格を持つため、受益を受けないものとの公平性を考慮して見直します。
特に、施設の使用料については、多額の経費を要している公共施設の維持管理費を賄う上でも、利用状況や施設の規模、用途等を勘案した均衡ある新たな料金体系を整備していきます。
- 応分な受益者負担
- 施設等の適正な使用料の設定
【実施計画】から
- 施設を利用する人・しない人の間で負担の公平性を保持するため、施設使用者 (受益者)に応分な負担となるような使用料の設定
- 施設等の維持管理費における使用料の割合を考慮した設定
- 類似施設・使用用途を考慮し、施設間の均衡ある使用料の設定
見直しの方針
(1)第1段階:現行使用料を算出基礎とし使用料の統一を図る
- スポーツ関連施設 = 合併時に統一使用料を設定済
ただし、平田スポーツ公園については、今回、類似施設と同額に統一 - ホール施設 = ホールの座席数に応じた統一使用料を設定
- 会議室等 = 会議室等の面積に応じた統一使用料を設定
(2)第2段階:維持管理費に対する受益者負担率に応じた使用料を設定する
- 施設区分毎に維持管理費に対する受益者負担率を定め、それに応じた使用料の設定を行う
※維持管理費=人件費、光熱水費、委託料及び小修繕費- スポーツ関連施設:受益者負担率50%以上(第3区分)
- ホール施設・会議室:受益者負担率50%以上(第3区分)
- 新使用料は統一後の使用料の1.5倍を超えないように設定する
新料金表はこちらをご参照ください。
個別施設の新料金は各施設にお問い合せください