出雲市議会 平成26年度3月議会において、補助金・負担金等の見直しについての方針が示されました。
それぞれの案件については、平成27年度予算案中に提示され予算特別員会にて審査されますが、全体の考え方をまとめた方針が示されていますので、以下要約し掲載します。
なお、PDFにて全文をご覧いただけます。
1.大綱及び実施計画に定める見直し方針
行政関与の必要性があるか、市の重点施策に沿ったものであるか、あるいは市民生活に欠かせない真に必要なものであるか等について、個別に検討し、優先度を勘案しながら見直しを行う。
- 行政が関与する補助金等のあり方及び交付ルールの適正化
- 補助目的の明確化と有効性に係る効果の検証の徹底
- 受益者等が限定的なものや個人の資質・資産価値の向上に資する補助金等の見直し
- 補助対象項目の明確化と期限設定による交付の徹底
- 受益者の応分負担の原則
- 適正な補助率や受益者負担額の設定
- 補助対象者の精査
- 所得制限基準の設定による対象者の適正化
- 国県補助金の上乗せ補助の見直し
- 国、県等の補助制度に基づく事業において義務負担のない市単独の上乗せ補助は廃止の方向で検討
2.廃止・縮小予定の補助金・負担金等
区 分 | 総件数 (H26) |
左のうち廃止・縮小件数(H27) | ||
---|---|---|---|---|
廃止 | 縮小 | 合計 | ||
補助金 | 252 | 25 | 47 | 72 |
負担金 | 373 | 8 | 3 | 11 |
市単独扶助費 | 16 | 0 | 5 | 5 |
合計 | 641 | 33 | 55 | 88 |
H26年度
補助金・負担金等総件数 641件
補助金・負担金等総金額 約70億6200万円
H26-H27当初予算対比
廃止・縮小総数 88件
廃止・縮小による削減額 約 1億8560万円