出雲市長施政方針(平成26年度)が 平成25年度3月議会初日(2014/2/20)に示されました。
その後24日に行われた各派代表質問から注目すべき点を取り上げてみたいと思います。
行財政改革の推進について
- 「行財政改革大綱」「実施計画(前期:平成26年~平成30年)」を作成
- 平成26年度から平成28年度の3年間を集中改革期間として行財政改革に取り組む
- 各部署の横断的な取組を推し進めるため「行政改革部」を新設
- 市民への影響も大きな部分であるので、わかりやすい情報公開に努める
「雇用創出2,000人プロジェクト」の具体策
- 経営者やその後継者の資質向上、技術者の育成支援に努め、地場産業の経営力強化を図る
- 創業塾の開講や国の創業支援制度の活用などによる創業促進にも取り組む
- 21世紀出雲産業支援センターのワンストップ窓口化
- 空き店舗対策の対象区域を一部拡大し、新規出店を促すほか、中心商店街の若手経営者や後継者が実施する賑わい創出への取組を支援
今後の観光政策は
- 観光客の周遊性を高める方策、宿泊客数の増加へ向けた取組
- 近年特に増加している女性観光客の皆様が快適に過ごせる観光地づくりに努める
- 出雲国風土記等に記された壮大なロマンと魅力的な物語に根ざした出雲ブランドの情報を発信
- 出雲観光協会の組織体制と機能の強化
平成27年度中の法人化を目指す
26年度に多面的な検討を行い、一定の方向性を打ち出す方針
具体的な子育て支援策は
- 医療費の無料化を小学校就学前までに拡大し、子育て世代の経済的負担の軽減を図る
- 幼稚園、保育所、子ども園の窓口を一本化するため、子育て支援課に統合
- 幼児教育、保育のあり方は今後、子ども・子育て会議で議論を深める
出雲シティーセールス事業とは
「行ってみたいまちから住んでみたいまち」への進化をめざして、「縁結び」や「神在月」など出雲ブランドと「出雲暮らしの良さ」を全国へ情報発信する「出雲シティセールス事業」を実施し、交流人口と定住人口の更なる増加に努める。