このページは、出雲市議会議員 湯淺啓史(ゆあさけいじ)ウェブサイトの過去記事アーカイブです。
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出雲市議会 平成27年度第5回議会(3月議会)では、一般質問が、平成27年(2016)3月2日(水)・3日(木)・4日(金)の3日間行われ、湯浅啓史は3月2日(水)に質問を行いました。

このページは、「認可保育所について量の見込み数と入園希望者数との乖離を埋める方策は」の内容です。
この日の一般質問回答を含む議事録全文(PDFファイル)は、後日掲載します。

一般質問「認可保育所について量の見込み数と入園希望者数との乖離を埋める方策は」

質問項目

平成28年度4月へ向けたの認可保育所への入園申込みが、定員を大きく上回っており、多くの待機児童が発生する可能性がある。 

  1. 「待機児童を発生させないよう一定の要件を付して定員を超えた受入れについて保育所と調整する」とは、具体的にどのような意味か
  2. 一時預かり事業(幼稚園型)の拡充は、現状ニーズを満たすことになるのか
  3. 新たに施設を認可することも必要ではないのか
  4. 他、考えられる方策は何か

 

質問内容

先日の施政方針に対する代表質問でも取り上げられ、全員協議会でも報告されましたように、平成28年度4月へ向けての認可保育所への入園申込みが、定員を大きく上回っており、多くの待機児童が発生する可能性があるようです。

国は、「一億総活躍社会」を合い言葉に、少子高齢化に真正面から挑み、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目標としています。 出雲市に於いては、相次ぐ大型店の出店や、工業団地への製造業の進出や増設などにより、求人が増え、働く場は拡がっているといえます。 また、若干出生数も増えたという喜ばしい状況もあり、保育所への入園希望が増大しています。

入所が必要な児童数の試算が5,500人で、定員が5,515人に対し、12月22日の第一次募集締切時の申込みが5,819人との事。また、現在約5,900人が保育所に在籍していると説明されているとも説明がありました。 量の込みとニーズとの間に乖離が生じていると言わざるを得ません。
このような状況で、先月26日に2次募集が締め切られ、4月の入所可能状況が示されましたが、なお、入所希望との隔たりが埋められないという感があります。

そこで、以下4点について質問します。

(1)先日の全員協議会で提出された資料に、2次審査にあたっては、「待機児童を発生させないよう一定の要件を付して定員を超えた受入れについて保育所と調整する」とありますが、これは、具体的にどのような意味でしょうか

(2)一方で、幼稚園は定員を大きく下回る状況のようですが、一時預かり事業(幼稚園型)を拡充させると施政方針でも示されています。
幼稚園の一時預かり事業の拡充は、現状のニーズ、要するに保育所への入所希望を満たすことになるのでしょうか お考えをお示しください。

(3)受け入れ可能数と希望数という数の乖離が既に顕著であり、さらに、希望する園への入園が満たされないという点に於いては、ニーズと現状は更に乖離している状況です。兄弟で異なる園に通わざるを得ない状況もあると聞きます。 度重なる定員増で、園の対応も難しい状況ではないでしょうか?
新たに認可保育所を増やす事も考慮に入れるべきと考えますが、どのような方針でしょうか?

(4)他、考えられる方策は何か