出雲市議会 平成27年度3月議会が開会中です。
年度途中ですが、市民の会(出雲市議会の会派の一つ)から、「出雲市議会議員定数条例の一部を改正する条例」案が提出された事を受け、議会では、「議会改革・調査特別委員会」を設置し、議員定数を含めた議会改革について検討する事となりました。
「出雲市議会議員定数条例の一部を改正する条例」案は、議第178号として議案に追加されています。
提出された案は、現在定員32名を30名に削減するというものです。
出雲市の財政状況や類似団体の比較などから、2名削減するのが適当とするのが主旨です。
この、条例案が提出される以前から、私(湯淺啓史)が所属している会派「政雲クラブ」と「真誠クラブ」「平成・大社クラブ」の3会派では、議員定数を含め、議員報酬や政務活動費についての検討・意見交換をしていた経緯があり、新たに設置する委員会では、提出された条例案を検討する事に留まらず、議会改革について調査・検討する委員会と位置づけ、更に今議会中に結論を急ぐのではなく、6月議会または9月議会で結論が得られるよう充分に検討することとなりました。
残念ながら、委員会メンバーとはなれませんでしたが、大いに議論が進む事を願っています。
私(湯淺啓史)が所属している会派、政雲クラブでは、議員定数についてはかねてより検討を重ねていますが、現時点では会派内での統一ができていない状況です。
私は、かねてより議員定数削減を主張していますが、定数削減に慎重な意見も多くあります。
市議会全体でも、どちらかの意見が大半を占めるという状況ではなく、半々に割れるような雰囲気ですが、市にとって何が重要なのか、市議会議員とは何をすべきか、市議会議員の責任は、という視点で議論が進んでいく事を望んでいます。