出雲市議会には13の市政調査研究会・協議会が設けられており、そのうちのひとつICT活用調査研究会に所属しています。
この研究会では、議会のペーパーレス化や議会ホームページの検討などを行っています。
私は、H25年(2013)9月議会において、「会議等のペーパーレス化推進について」という一般質問を行った経緯もあり、ペーパーレス化には積極的に関わっていく事としております。
昨年(2013年)10月には、議会運営委員会の皆さんが逗子市に赴かれ、iPadやクラウドシステムを利用してペーパーレス化を行っておられる現状を視察されました。
持ち帰られた資料から、システムなどの研究を私なりに行い、実際の閲覧ソフトを個人持ちのiPadにインストールするなどの準備を整え、昨日(2014年1月14日)ICT活用調査研究会の遠藤会長とともに、議長、副議長、議会運営委員会委員長に対するプレゼンテーションを行いました。
必要性は十分に認めていただき、次の3月議会から試験的な導入を行う方向で調整をする事となりました。
現在の規程では携帯電話等の電子機器の持ち込み制限があり、規程の変更が必要である事、全ての資料を電子データ化する事が当面困難である事、電子データを作成する執行部の皆さんの体制を整える事などの課題があり、ICT活用調査研究会メンバーの有志で部分的に取り組む事となります。
6月議会で再度チャレンジした後、9月議会には議員全員がタブレットを使用し、ペーパーレス化を進めるという目標です。
ICT活用調査研究会名簿(平成25年9月19日現在)
研究会 | 会員名(◎会長 ○副会長) |
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ICT活用調査研究会 | ◎遠藤力一 ○湯淺 啓史 福島孝雄 井原 優 飯塚俊之 大国陽介 萬代輝正 多々納剛人 福代秀洋 |
【市政調査研究会とは?】
市の主要事業などについて、出雲市議会が独自に調査研究を行うため、13の市政調査研究会・協議会が設置されており、「ICT活用調査研究会」もその一つです。
コンピュータ技術(情報通信技術)を議会活動にどう活かしていくのか、その可能性と具体的な方法についての調査研究を行っています。課題となっているペーパーレス化に向けての試行や、議会ホームページの改善などに取り組んでいます。